ストーリーを持った様々な創作物に対しての感想、紹介等々。 思うところあればお気軽にコメ下さい。
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 愛知県警豊橋署に勤務する和泉康生はたった一人の肉親であり、今は東京に住む園子から電話を受ける。「あたしが死んだら……きっと一番いいんだろうと思う」 園子の言葉に不安を感じた和泉は園子の住むマンションへを訪ねるのだが、園子は既に死体となって横たわっていた… 
 現場の状況から和泉は「園子は殺されたのだ」と確信する。 和泉は即座に行動を開始した。真犯人を見つけ“復讐”するのだ。現場に落ちていた髪の毛は三種類。一種は園子のものである。目に付いた電話番号のメモから、その二人が佃潤一と弓場佳世子であることを知る。この二人のどちらかが彼女を殺したのだ… 
 現場の状況、遺留品から様々な推理を展開するが、真相に達することが出来ない。そんな和泉に接近する練馬署の加賀刑事。和泉が現場を「いじった」ため、真相には程遠いはずだが… 
 「証拠は要らない。“真相”を確信出来、“復讐”が出来ればそれで良い」 和泉は容疑者二人を問い詰めるが、二転三転する状況と容疑者の証言… 園子は本当に自殺だったのだろうか… しかし加賀は断言する。
 「それでもやっぱり、園子さんは殺されたんだ」


 東野圭吾著「どちらかが彼女を殺した」
 再読だと思ったけど、内容に覚えが無いので未読だったようです。最もその文面白く読めたので良かったといえば良かったんですが。「私が彼を殺した」より難易度は低いそう。ポイントとなる部分は分かった気がしますが、確認してないのではっきりとは分かりません。もう一度読んで推理するか、ネットで調べてはっきりしたら、そのことも書くかもしれません。もし初めて読んだ場合でも、注意して読めば、比較的簡単に真相が分かると思います。ミステリ初心者の方も是非一度読んでみてください。
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 東野圭吾の「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んでみた。

 早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した若き男女七名。これから舞台稽古が始まるのだ。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇である。だが一人また一人、現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの中に疑惑が生じる。果たしてこれは本当に芝居なのか、と。一度限りの大技、読者を直撃!(本書カバーより)

 ま、人それぞれと言うことで。レビューを見たところ、この作品は結構評価がいいようです。で、例によって、個人的には反対意見を唱えたい(笑)。でも作品が悪いわけじゃない。ただやはり個人的評価はそこそこ、といったところです。
 「閉ざされた雪の山荘」、ここから想像される「外部から孤立した場所で、絶対に出ることも外部へ連絡も出来ない」状況ではないのです。ただのペンションを外部からの設定付けによって、それに近い状況を生み出した。そして殺人(?)を行っても不自然でない状況、を生み出す、そういった創意工夫は見事なものだと思います。 
 しかし本格謎解きモノではないですよね。あくまでパロディとかそういったものであり、それ以上のモノにはならないですね。本格謎解きモノを予想して読むつもりなら止めた方がいいかもしれません。がっかりするから。
 著者の持ち味はどんな重々しい物語でも、軽快さを漂わせ、読み進むのに苦痛を感じさせない、といったところだと思うんですが、逆に物語が軽すぎる気がしないでもないです。ラストにも意外性が無いし。

 散々に言った後ですが、著者が読者を楽しめる工夫は随所に見られ、実際読んでる間は退屈しなかったです。「一度限りの大技!」とか「驚愕の結末」とかの売り文句はとりあえず無視して、楽しんで読んで頂きたい。

↓ネタバレ
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 サイバーダイン爆破から6年。T‐1000と死闘を繰り広げ人類の未来を救ったサラ・コナーと息子ジョンは、その後アメリカ政府にテロリストとして追われ、現在は南米パラグアイでひっそりと逃亡生活を送っていた。名前もサラからスーザンへと変え、運送会社を営む日々は平穏に思えた。が、ある日あのT‐800そっくりの男が隣家に越してくる。一方、カリフォルニアではマイルズの研究が再開されていた。そう、すべてが破壊されたわけではなかったのだ。そしてスカイネットはジョン抹殺のため、未来からさらなる刺客を送り込んできた。I‐950、遺伝子操作を施され、生後すぐにサイボーグ化された女ターミネーター、サリーナである。果たしてサラとジョンはふたたび世界を守ることができるのか?そして謎の隣人の正体とは……!? (本書カバーより)

 ターミネーターのスピンオフ(ちょっと違うか)作品である本書は映画「ターミネーター2」後、「ターミネータ3」までの間の部分を描いた作品です。翻訳本であるため、文章に硬さは残るものの、かなり面白い本だと思うんですが、レビューではまちまちですね。
 普段本を読まない人で、映画「ターミネーター」をイメージして読むと、痛い目にあうかもしれません。小説だからアクションに期待しないのは当たり前。ストーリーだけを見るなら、良く出来たものだと思います。映画と違ってターミネーターが使い捨てされる感はありますが(下巻)、視覚に頼らず、迫力とか臨場感とかいうものを出そうとしたら、こういうものになるのかと。「展開が強引」といった意見があるようですが、それはもう映画にも言える事で(笑)。映画ではそれを視覚、聴覚にものを言わせて話に引きずり込んでるんですよ。小説では、読者が退屈しないよう、どんどんストーリーを進めないといけない。特に普段小説を読まない人のために。
 そうはいうものの、もう少しコンパクトにまとめることが出来たんじゃないかと思います。しかし定価590円でこの量は結構読み応えがあっていいんじゃないかと思います。最近は文庫本でも結構高いですもんね。
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 ミステリを読み始めて早7年。最近推理小説ずれしてきたんじゃないかと富に思います。いやね、観察力が上がったとか、推理力が上がったんならいいんですけどね。何となく、わかっちゃうんですよね。トリックの大まかな部分とか、真犯人とかが。まあ基本的に頭遣って読んでるわけじゃないですから良いんですけどね(読者への挑戦とか悉くスルーしてますし)。
 先日読んだ西尾維新のヒトクイマジカルとか、わかっちゃったんですが、どうなのかなあ。あれ、難易度低いのかなあ?分かんないけど。シリーズ物を途中から読むのは僕の悪い癖なんですが、戯言シリーズもその一つ。…そこそこですね。うん。今まで読んだのよりは面白い気がする。
 DEATHNOTEの番外ノベライズもそんなに面白くなかったし…。あらかじめ創られた世界の中では実力を発揮できないタイプなのかな。機会があれば戯言シリーズ、一気に読破したい。けれども、目の前にはターミネーター2シリーズと千里眼旧シリーズが積み上げられているのです…((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 西尾維新といえばメフィスト賞作家だけど、メフィスト賞はかなり自由の利く新人賞なんですね。Wikipediaで調べたところ、
「究極のエンターテインメント」つまり面白ければ何でもありというキャッチフレーズで作品を募集しており
編集者の目に留まった作品はすぐにでも出版される可能性があるということで、現在最もデビューのしやすい賞と言われている
そうな。ブログ書いてる人には小説とか書いてる人多いけれども、ご参考になれば。(みんな知ってるか)
 うん。だいぶ本線から逸れたね。別にテーマなんか気にしちゃいないぜってことで。
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少しずつ読み進めていた、庄野潤三著の「せきれい」を遂に読み終えた。

四季を彩る庭の花、賑やかな鳥たちの訪れ、食卓を賑わす旬のもの、懐かしい歌とピアノの音色、善き人々との去来……。変わるものと変わらぬもの。静かだけれど、本当に豊かな暮らしがここにある。子供たちが独立し、山の上のわが家に残された老夫婦が送る、かけがえのない日々を透徹した視点で描く傑作長編。(本書カバーより)

 本書は小説でなく、「日記」という事で良いのかな?誰かに読まれることを前提としているため、やや備忘録のような印象も受ける。でも基本は日々の何気ない出来事をただ流々と記したものであるから、何度も同じことに触れることもあるし(それが自然なのだが)、不自然な説明口調が変に感じられることもある。まあそんなことは気にならない位魅力的な「日常」が描かれているわけです。

 「事件」らしいものは何も起きず、全体として起承転結は無いのだが、何気ない日々の出来事がかけがえのないものだと教えてくれる。些細なことでも幸せに感じ、些細なことでも「ありがとう」と言う。そうの繰り返しが、老夫婦を取り巻く自然や家族、友人たちとの生活を形成している。
 流石に主人公の視点で「この日々」を視ることは難しいが、傍でとてもうらやましげに見つめている自分に気付く。何を幸せと言うかは人それぞれだが、どんな人生を送っていくにしても、このような老後を過ごせれば、その人達は、やはり幸せな人生を送ったことになるのだろう。
 
 誰かに「読んでみて」と勧めたくなる。寝る前にでも、少しずつ、少しずつ彼らの「日常」を味わっていただきたい。「明日」は「今日」とほんの少し違う「今日」。

よく咲いてくれた。ありがとう。


ちなみにタイトルの「せきれい」とはブルグミュラーが作曲したピアノ曲で、ピアノを習っている主人公の妻がなかなか上手く弾けない練習曲。
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