ストーリーを持った様々な創作物に対しての感想、紹介等々。 思うところあればお気軽にコメ下さい。
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「後巷説百物語」より「風の神」

巷説百物語シリーズでは最後のお話です。
やはり最終話は「百物語」で締められます。




百介は一味のうちに入るのかどうかは分かりませんが。


「風の神」では、
又市と過ごした数年の内、
ただ流されるように仕掛けの中に取り込まれ、
決して頼られることの無かった百介が
40年のときを超えて、又市の「仕掛け」の一端を知ります。



おぎんの娘であり、小夜の母であるおりんを殺した男。
男はその後出家して立派な僧となっているそうだ。
警察は動かず、仇討ちも時代が許さぬ――



一白翁(百介)はついに自身の手で「仕掛け」を行うことになります。
果たして一白翁の目論見は成功するのか――
しかし同時にもう一つの「仕掛け」が進んでおり――


その時。
百介はかすかに、りんという音を聞いた。
そして。


――御行おんぎょう奉為したてまつる

そう。
又市の声を、その時山岡百介はたしかに聞いたのだった。

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