ストーリーを持った様々な創作物に対しての感想、紹介等々。 思うところあればお気軽にコメ下さい。
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殊能雅之の「ハサミ男」を読み終えました。



「わたし」こと「ハサミ男」は猟奇殺人犯である。
前の殺人から半年…マスコミは関心を失った。
第三の標的は――樽宮由紀子。
殺人の準備を着々と進め、いざ実行へ移すとなったとき―
わたしは「ハサミ男」に殺された由紀子を発見する!

「ハサミ男」の手口を真似て行われた「第三」の殺人。
このままでは無実の罪まで被されてしまう。

――「決まってるじゃないか。真犯人を見つけ出すのさ。
悪い子の遊びを終わらせるんだ」




前にも書いたけど、あらすじはこんな感じ。
第13回メフィスト賞受賞作です。
もう十年近く前に書かれた作品ですが、結構面白いです。
何だか釈然としない部分もあったけど、
トリックは上々。
初めて読んだときは見事に騙されました。
ただこの手のトリックは、
ここ数年で更に開拓されたような気もするので、
まあ異なった意見もあるかと思います。
ま、トリックだけでなく、
「医師」のファンキーな妄想とか他にも見所があって面白かったです。


↓こっからネタバレ
作品中の「わたし」と磯部の関係は、
「MONSTER」のヤンとヨハンの関係に少し似てますね。
残念なことにルンゲ警部的立場にある堀ノ内は、
真実を秘めたまま自殺してしまいますが。

そういえば多重人格モノで、
だいぶ前の「共犯者」というドラマを思い出しましたが、あれは酷かったですね。最終回まで楽しみにしてたのに、最後でぶち壊しでした。「まさか」と思いました。ミステリではこの言葉は褒め言葉ですが、その後に続くのは「こんなくだらない結末なんて」でした。

あと驚いたことに、
なんとこの作品映像化されてるんですね。
主演は豊川悦司、麻生久美子だそうです。
このトリックは映像化不可能っぽいけど、
レビューを見た感じ、
それも解決して、成功しているらしい。
ちょっと観てみます。

第13回メフィスト賞を受賞した殊能将之のミステリ小説を『人魚伝説』などの鬼才・池田敏春監督のメガホンで映画化した野心作。美少女の喉に研ぎ上げられたハサミを突き刺す連続猟奇殺人鬼“ハサミ男”。しかしあるとき、ハサミ男の犯行をそっくり真似た手口で新たな殺人事件が起きてしまった。知夏(麻生久美子)と安永(豊川悦司)は、その犯人像を追い求めていくのだが……。
小説を読んだ方ならおわかりだろうが、原作は絶対に映画化不可能なトリックを用いているのだが、池田監督はその難関を大胆なアイデアで打破し、むしろ映像ならではの持ち味で新たな仕掛けを幾重にも張り巡らせている。猟奇的内容ながら抑えた演出も効果的。ロングショットを多用した画面も映画の醍醐味を堪能させてくれる。主人公ふたりと並行して警察側のドラマも描かれるが、こちらはキャスティングの妙もあって時にユーモラスで、全体の流れの中でよきアクセントにもなりえている。(増當竜也)

(アマゾン紹介説明ページより)



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