ストーリーを持った様々な創作物に対しての感想、紹介等々。 思うところあればお気軽にコメ下さい。
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東野圭吾著「むかし僕が死んだ家」を再読。

「あたしは幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは……。超絶人気作家が放つ最新文庫長編ミステリ。(出版社からの内容紹介より)

 長編でありながら退屈せずに一気に読み終えた。その辺は流石にすごいと思う。悲しい、恐ろしい話の類ではあるのだが、著者の作風からかそんな感じは全く無い。あれ?それっていいことなのかな?ちょっとあっさりしすぎている気もする。
 他の方のレビューを見ていると、やたら「伏線が巧妙」だの「伏線がちりばめられている」的なことが書かれているが、これって本当かな?「伏線」が多いのは認めるけど、「伏線」が巧妙かどうかは微妙。これらの「伏線」は隠されたものでは無いのではないだろうか?容易に真相が掴めてしまう(再読ゆえに、なのかもしれませんが)。むしろ「理解るのに、理解りたくない」、そういうことなのではないか?
 (ネタバレ?)→当時は「虐待」が問題になっていた時期だったのではないか?解決法も思案されいていた筈だが、未だに虐待が無くなっているとは思えない…難しい問題ですね。一度話題になり沈静化すると、問題意識が以前よりうすくなってしまう。当事者はそんなこと無いのだろうけど、周囲から気付かねば解決しない。勿論当事者が最終的に解決しなければいけないのだけれど。
 おっと話が逸れた。ジャンル的にはミステリになるけれど一風変わったこの作品。退屈せずには読めると思います。


追記:そういえば僕の姉も、大学のセンセも東野圭吾を「とうのけいご」って読んでた。もしかしたらそういう人結構いるのかな?と考えてみる。正しいのは「ひがしの」です。お間違え無く。
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「ハサミ男」で第13回メフィスト賞を受賞した殊能雅之の第二作。
単行本は2000年4月発行。

病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。
古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説。
(本書カバーより)

…あれ?俺全然わかんねww
俺頭悪ww
登場人物の視点がやたら変わったりして、腰が定まらん。
あと、大量の引用を全然知らない。
物凄く翻弄されまくった感じ。

真犯人の正体(というか成り立ち?)には、
ああ!なるほど!とか思ったけど、
トリック自体はまあ普通かな?
暗号文は端から思考を放棄。
いずれにせよ、
「ハサミ男」のように文章にキレが無い。
あれ?俺今上手いこと言(ry
レビューでは「重厚で」「読み応えのある」文章などとされていた。
あと、探偵役の石動戯作のキャラクターが面白い、
などと言われていたが、…そうなのか?
少なくとも2007年現在ではさほど目立つキャラクターでもないと思う。

「ライトタッチの横溝作品」という感じらしい。
横溝作品あんますきじゃないからなあ…
横溝作品が好きな人はどうぞ。

見よ、勇者たちは皆、こうして冷たい骸をさらしている
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「血の味」はノンフィクション作家、沢木耕太郎が描いた初の長編小説。

「中学三年の冬、私は人を殺した」。少年院を優等生で過ごした後、環境に恵まれたこともあり、私は徐々に「元の世界」へ戻って来た。しかし生活の中でふとした瞬間に、「あのとき」のことを思い出している。溢れ出した記憶に押し流されるように私は回想を始める―

 全編通して単調でありながらも、繊細で丁寧に「私」の感情が描き出されている。少年だった「私」にはかなり共感させられるところもあり、「殺意」の理由を理解できたような気になるのですが、それは間違いなく錯覚です。

 ミステリではないけれども、ちょっとした意外性もある。伏線はあるものの、それに気づきつつも信じたくない、と思ってしまうのはもしかしたら仕方が無いことなのかもしれない。それは多分皆そうなのだ。「私」が殺人を犯したその後、誰もがその理由を知りたがる。理由無しに人を殺した、なんて考えたくは無い。ましてや…

 レビューを見た感じでは、あんまり良くないと思っている人も少なからずいるようですが、これは名作だと思います。僕が読んだ純文学の中で、数少ない良作(理解できる小説)だと思います。
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殊能雅之の「ハサミ男」を読み終えました。



「わたし」こと「ハサミ男」は猟奇殺人犯である。
前の殺人から半年…マスコミは関心を失った。
第三の標的は――樽宮由紀子。
殺人の準備を着々と進め、いざ実行へ移すとなったとき―
わたしは「ハサミ男」に殺された由紀子を発見する!

「ハサミ男」の手口を真似て行われた「第三」の殺人。
このままでは無実の罪まで被されてしまう。

――「決まってるじゃないか。真犯人を見つけ出すのさ。
悪い子の遊びを終わらせるんだ」




前にも書いたけど、あらすじはこんな感じ。
第13回メフィスト賞受賞作です。
もう十年近く前に書かれた作品ですが、結構面白いです。
何だか釈然としない部分もあったけど、
トリックは上々。
初めて読んだときは見事に騙されました。
ただこの手のトリックは、
ここ数年で更に開拓されたような気もするので、
まあ異なった意見もあるかと思います。
ま、トリックだけでなく、
「医師」のファンキーな妄想とか他にも見所があって面白かったです。


↓こっからネタバレ
[ハサミ男]の続きを読む
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ようやく読み終えました。
『世界は「使われなかった人生」であふれてる』

「使わなかった!」と意識したとき、初めて存在するもうひとつの人生。
あのとき、別の決断を下していたら―。
去りゆく女性を引き止めることができなかった初老の男、肉親以上に愛情を注いだ弟子に裏切られてしまう中年女性…。
透徹した眼差しで作品の本質をつき、そこから浮かび上がる人生の機微を抑制の利いた筆致で描く全三十編の映画評。

(本書裏表紙より)

相変わらず面白い映画評論です。
いや、変な意味じゃないですよ。
純粋に読んでて楽しめる映画評論はなかなかないんですよ。
著者はモノの見方がちゃんとしてるから。(当たり前か)
僕みたいにストーリーを表面でしか見られない人間にとって、
すごく面白く、興味深い作品です。
書かれているのはほとんどマイナー作品ですが、
ほんとに観たくなってくる。
うん、観ようか。と思いつつ、
なかなか観られないんですが(;´Д`)


今日書店に行ってみると
同じ幻冬舎から新刊が出てました。
単行本ですが。
『「愛」という言葉を口にできなかった二人のために』

誰にでも、後悔と呼ぶには淡すぎる感情がある。あの日、あの時、ああしていたら――スクリーンに映し出される人間の哀切を描く三十二編の映画エッセイ。「暮しの手帖」の人気連載、書籍化!
(幻冬舎HP書籍詳細より)

読みたいなあ。
でも他にも読みたい本がある。
文庫化まで気長に待ちますか。

その他気になる本
舞城王太郎の文庫新刊 タイトルは忘れました…

「交渉人」 五十嵐 貴久

水木しげるの鬼太郎シリーズはそれから買えばよいものか…
やはり原点である「墓場鬼太郎」から読むのがいいんだろうか。

「月島慕情」 浅田次郎

「こち亀」小説版
「こち亀」はあんま好きじゃないんですけどね…
石田衣良とか京極夏彦とか東野圭吾とか、
読みたくなっちゃいますよね…

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